今市インターから鬼怒川方面に走って日光街道の手前になりますかね。

【日光街道の交差点にあるたまり漬屋さん!】
日光みそのたまり漬
上澤梅太郎商店
このお店は目立つので知ってる人多いですよね。
で,この手前というか今市インター寄りに信号1つちょっと戻ると。。。

【こんな白壁のお屋敷が・・・】

【らっきょうが並んでいるのが目印です!】
知ってる人はわかるでしょうが,「日光みそのたまり漬」と言ったららっきょうです!
いろんならっきょうがいっぱい並んでおります。

【ここだ!】

【汁飯香の店 隠居うわさわ】
汁飯香の店
隠居うわさわ
大変失礼なことを申し上げますが・・・
実は日光みそのたまり漬のお店が上澤梅太郎商店さんという名前だったのを全く知らず・・・
看板とかに書いてあったんすけどね・・・
さらに「上澤」を「うわさわ」と読まずに「うえさわ」と読んだりしておりました。。。
で,通り掛けにこの門を発見しまして・・・
あれ?いつからここでお食事処やってたんだろう?
んんっ!朝ごはんだけのお店なんだ!
興味津々になったので,さっそく予約した次第であります。
営業は,土日月,8:30~14:00だそうで。。。
コロナ禍でもありますので,基本的には予約していった方が良いと思います。
あとで書いてますが,前日15時までに予約しておかないといけないメニューや,予約特典などもございます。
さて,暖簾をくぐると・・・

【見事な庭園が広がっています!】

【こんなお屋敷が今市の街中にあったんですね】

【ここが客間になってるようですね!】

【4席テーブル】

【6席テーブル】
テーブル席の下にはホットカーペッ敷いてあるので寒くないですよ!
さらに奥に座敷があるようです。
コロナ対策でたぶんフルには入れてないんでしょうね。
元々席数も多くなさそうなので,やっぱりご予約をお薦めですね!

【欄間のところに家紋ですかね】
歴史を感じさせる調度品や部屋の作りですね!

【ランチョンシートには上澤商店さんの歴史が記してあります】
これ読むだけでなんか歴史記念館来た気分になれます。

【歴史的なお写真!】

【こんな角度ですかね?】
石灯籠や戸袋が風情を感じますね!

【なんと!日光東照宮とほぼ同時期創業!】

【お弁当もやってるそうです】
今回お店訪問してかなりとびっきりに美味しかったので,今度はお弁当頼んでみようと思います。
こちらも土日月のみで,前日15時までに予約のようですね。
受取は交差点のたまり漬のお店になるようですね♬
さて,肝心のお献立ですが・・・
一品料理やお酒の類はおいといて・・・
基本的には,「汁飯香 1500円」と「上澤の朝食 2500円」となります。
汁飯香は,ごはん・味噌汁・漬物
上澤の朝食は,ごはん・味噌汁・漬物・おかず3品くらい
漬物屋さんの朝ごはん屋さんなので,漬物メインで当たり前なんですけどね。


【配膳の案内が書いてあります】
で,この2品は当日注文で良いのですが,前日15時までの予約が必要となる「一汁七菜膳 4500円」というのがございます。
今回ははじめての訪問なので,奮発して「上澤の朝食(嫁)」と「一汁七菜膳(おとう)」で楽しんでまいりました!
予約の時も電話でどういう価格でどういう品ぞろえになっているかを丁寧に教えてくれます。ありがたいです。

【一汁七菜膳のおこんだて】
このおこんだてには,名前や日付を入れてくれているので記念になりますね!
一汁七菜膳は,おかずが一の膳・二の膳に分かれており,さらに甘味も付きます!
ちなみにこの日の上澤の朝食は概ねこの一の膳と同じで,「ゆばさし」の代わりに二の膳の「なめこのたまり炊き玉子とじ」が盛り込まれておりました。

【こちらは予約特典の一品】
かぼちゃの・・・
なんだったっけな?
温かいスープみたいなやつ。。。←ヒドイ
冷えた体に滲みわたり,これからの食事のウォーミングアップを身体にしてくれる一品でした!

【飲み物を色々選べます。こちらは柚の香付煎茶】

【グラスが中空なので熱々だけど熱くない!】
あ,冷たい飲み物もチョイスできます。

【こちらが一汁七菜膳のフルラインナップ!】

【これにご飯が付いてきます】

【ごはんはテーブルごとに土鍋炊き!】
ほっかほっかに程よく蒸せた白飯が眼前でご開帳です!

【栃木の銘柄モノ(←覚えてない)新米!】
香り,粒立ち,食感,うま味・・・
ごはんってこんなにおいしかったんだね!って思える土鍋炊き!
これだけでも満足しちゃいそう!
汁飯香はまさにこれに漬物とお味噌汁ですからね。。。
たしかにこの3品だけでも良いのかもしれない。

【こちらは一の膳】

【ほうれん草とえのきのおひたし】

【おさしみゆばを日光みそのたまりで】
日光みそのたまり漬のおみせですからね!
ゆばもたまりで頂きます♡
淡白なゆばにはたしかに合いますね!

【芋とパプリカの味噌和え】
これね・・・
ごはんが進むのよ。。。
困ったくらいに進みます。

【柿ときのこの白和え】
柿ってこんな風に頂けるんですね!
目からうろこでとっても美味しい。
この膳では箸休め的な存在なんだけど,どうしてどうして。
個人的には一番気に入りました。

【もちろんメインは漬物!】
たまり漬だけでなくぬか漬もあります。
ど真ん中のらっきょうが超メインっす!
さて,二の膳のご紹介に移ります。

【二の膳!】

【なめこのたまり炊き玉子とじ】
これも殺人的にごはん進みます!
お店の方にこれのレシピ紹介してあったかな。。。
なめこのたまり炊きの濃い味をまろやかな玉子が包んでくれています。
ごはんに載せれば優しい親子丼って感じになるかな。

【とちぎ和牛のたまり漬】
サイズ的にはほんのちっさい一口・・・イヤ,一飲みサイズですけどね。
とちぎ和牛のうま味とたまり漬として味付けしてある重みづけが素晴らしい!

【季節の天ぷらと鮭の日光味噌粕漬け,芋の甘煮】
舞茸の天ぷらデカすぎて隠れてましたけど,鮭の焼き物が裏に隠れております。
揚げたて天ぷらのサクサク感は言うまでもないっすね。
この鮭の粕漬が凄い!
実は粕漬そんなに好きじゃないんですけど,これなら丸まる1尾いけますね!

【小松菜と揚げ湯葉のお味噌汁】
全てをまとめあげてくれる一杯ですね。。。
味噌屋さんですから美味しいのは当たり前かな。。。

【もちろん土鍋ご飯は完食です!】
自分の家でしたら,ここにお茶ぶっこんで飲んでますね。
最後は甘味です。
一汁七菜膳では抹茶が出てきますが,他の献立だと煎茶になります。
でも追加料金で抹茶立ててもらえますのでいかがでしょうか?

【甘味と抹茶】

【さつま芋の茶巾絞り】
この中にリンゴの皮とか練り込んであって,食感とさわやかさがプラスされております!
ごちそうさまでした!
お食事を頂く空間が素晴らしく・・・
丁寧に1品1品の料理を説明しながら出してくれるもてなしが素晴らしく・・・
食材を丁寧に仕上げてくれる味が素晴らしく・・・
高級旅館の朝ごはんとして出してあるものではないかと思えるほど!
日光・鬼怒川あたりのへたな旅館に泊まって朝食食べるくらいなら,こちらを予約した方がはるかに満足度は高いでしょうな。
少なくとも季節が代わるごとには訪れたいお店であるのは間違いないです。
庭で四季を感じ,食事でも四季を感じられる。。。
良い朝ごはんを食べましょう!