
【7日目の行程表】
本日のポイントはですね。。。
山奥過ぎて,愛媛県だか徳島県だか香川県だかわからん県境界隈をふらつくという・・・
さらに八十八ケ所66番と別格15番さんがいずれもロープウェイでして・・・
地図上ではそれなりに近いのですが,結局山をぐるっと回りこむ関係でなかなか時間のかかる一日となりそうです。
☆第60番札所 横峰寺(石鉄山福智院)
で。。。
60番の横峰寺さんへの参拝は,最初調べてたら細くて険しい道の連続らしく,お薦めはバス停(上の原乗換所)に車を停めて有料バスでその細い林道部分は運転しない!ってのがよろしいようです。
横峰寺登山参拝バス
バス乗ろうかなぁ~!って思ってたんですけど,運転開始時間まで待ってるとその先のロープウェイ2連荘とかに余裕がなくなって来るので,自力で上まで上がっちゃうことにしました。

【夜明けの頃に車を走らせる】
ちなみにパイロンの横は道が崩れてて,ここを越えるともれなく沢に落ちます。。。

【途中に料金所があります】
自分でこの林道上がる時は通行料支払わないといけないんですが,まぁ大体バスの料金と同じくらいですかね?
2人以上いれば間違いなく自力で車で上がった方が安いのですが,どっちが良いかはやはり車のサイズと運転技量と併せて考えた方がよろしいかもしれませんね。。。
【通行料は1850円!】
個人的な感想としては・・・
山道のレベルとしては,八十八ケ所巡りでここまで自家用車で来れた方ならたぶん大丈夫ではないかと。。。
何より5日目に遭難しかけた別格7番出石寺に行く途中の山道に比べれば・・・
あくまでも個人的な感想です。

【ここもはみ出ると落ちますね】

【ぼちぼち夜が明けてきました】
【駐車場に着くとお寺周辺の案内図がありました】
【うっそうとした横峰寺への道】
【鳥居が・・・どこまで?】
【駐車場から10分くらい歩くと到着!】
【大師堂】
【本堂】
【雨模様なのが残念ですが,その分幻想的な雰囲気に】
さて,7日目も順調にスタートが切れました!
★別格霊場第12番札所 延命寺(摩尼山玲光院)
60番さんから30kmくらいですかね。
他のところを先に回っていたので次は別格12番さんとなります。
【わりと住宅街だったかな?】
【本堂】
【大師堂】
さっきの60番さんがほぼ雲の中だったので,霧の中での安全運転について納経所でこんこんと話し込んでおりましたよ。。。
☆第65番札所 三角寺(由霊山慈尊院)
【料金箱系の有料駐車場がお遍路ではメインですね】
【石段が・・・】
【仁王門】
【本堂】
【大師堂】
【紅葉は三角寺さんが一番良い感じですかね】
【赤と黄色と緑と・・・】
2018年は夏の気候がおかしかったので,紅葉も一気に!って感じではなかったようですね。
★別格霊場第13番札所 仙龍寺(金光院遍照院)
正直申しまして。。。
八十八ケ所の65番から別格13番までの山道。。。
けっこうな山道でしたよ。。。
八十八カ所巡りと別格二十霊場を一緒に回ってる人でないとたぶん通らないんだと思いますけど,道幅,山道,所により崖っぷち!
四国道を余すところなく体感することができます。
歩き遍路の方も同じ道を歩んでおられましたね。。。
そーいえば5日目に遭難しかけた山道も八十八ケ所の43番から別格7番さんに移動する途中でしたな。。。
八十八ケ所+別格二十霊場の108ヶ所巡りをされる方は注意してくださいね!


【三角寺でてからずっとこんな感じでした】
大きく周ってくと広い道があったみたいですけど,我が車に付いてるドSなナビは迷わず険しい道をチョイスしてくれます。
【着いた・・・】
【ちょっとした滝っぽい沢を登った先にあるみたいです】
【どーやって建てたんでしょうね。。。】
【坂を上がれば到着!】
【中に入ってお参りします】
【向こう正面の山を上がって撮るとこんな感じ】
【ここも紅葉が良い感じです】
【奥に行くと大師様がいらっしゃいます】
【宿坊も兼ねてるのかな?】
【大変趣のある仙龍寺さんです】
【真下に川?が流れてます】
【土台はしっかりしてるのね。。。】
三角寺~仙龍寺さん,道のりは険しいですが,とても良いところです。
お薦めしがたい立地ではありますが,是非!
★別格霊場第14番札所 椿堂(邦治山不動院常福寺)
一転!とっても和やかな住宅街に混ざりこむようにございまして。。。
近所のお寺,って佇まいの可愛らしいお寺でした。
【小道を挟んだ両サイドにございます】
【大師堂】
【本堂】
そうそう,言い忘れておりましたが,別格二十霊場さんを周ると,有料ですが各霊場さんで「念珠玉」ってのを一つ授けて頂けます。
各霊場の名が刻まれた念珠玉で,二十カ所全部周るとこれを房とか付けて片手用の念珠に仕上げてくれるのです。
珠には「男玉」,「女玉」,「紫檀」ってのがありまして,どれかを選ぶことができます。
おとうは今回は「紫檀」で集めさせてもらいました。
二十個の念珠玉のうち,1つだけ親玉(大きい玉ね)ってのがありまして,これは当番制で扱う寺が変わるそうです。

【別格二十霊場で集めた念珠玉(紫檀)おっきいのが親玉ね!】
おとうが訪ねた時の親玉を授けてくれる霊場が,こちら別格14番の椿堂さんでございました。
出来上がった念珠は,このシリーズの記事の最後で紹介しますね!
あ,それとこの椿堂さんで愛媛篇終了っす!
愛媛なんか長かったな。。。
サイズ的には高知の方がデカいイメージ合ったんだけど,お寺の数と山あり山ありの遭難アリのせいですかね?
この先も少しだけ愛媛とか絡むんですけど,県境を彷徨うのでお寺の住所で一応県を区切らせて頂きました!
★別格霊場第15番札所 箸蔵寺(宝珠山真光院)
ロープウェイで上がる霊場の2つ目ですね!
前のロープウェイは八十八ケ所21番太龍寺でしたから,別格二十霊場では初ロープウェイになりますね。
で,ここは徳島県になるそうで。。。
スタートの徳島篇に微妙にバックするという。。。
【ロープウェイ乗り場】
【ゴンドラはみつばちハッチ!】
この時期は四国全域で「四国まるごと美術館」ってイベントをやってまして,各地のいろんな観光名所でタツノコプロのキャラクターの展示があっちこっちにありました。
それはそれでとても嬉しい!
【往復乗車券購入】
【朝は8時から15分間隔で!】
ですので朝7時に合わせて納経をお願いしたい方は・・・
たぶん歩いて登るしかないんでないの?
【いざ!】
乗れば山頂駅まで5分くらいでしたかね。
【山頂駅で待っていてくれた方】
【こんな仕様のロープウェイ】
【周辺案内図】
むっ,これは意外と広いぞ!
【ここからスタート】
【本坊】
【護摩堂】
【ここもまた紅葉が素晴らしい】
【どんどん上がっていきます】
【まだまだ上がります】
【大変良いお寺さんですが,参拝されてる方おらんね】
【本堂の前はかなり広い!】
【石段が・・・】
【本堂】
【天狗様が・・・】
【おうまさん】
【御影堂(大師堂)】】
結構ロープウェイ降りてからここまで登って歩いて・・・15分位かな?
【旅のお供は「水曜どうでしょう御守」】
【しみじみいいよねぇ~!】
【箸蔵山なので嫁さんのと二人分お箸を買いました】
【帰路へ・・・】
【そうそう向こうに見えてるコレ!】
【なんだかわかるかな?】
【これが箸蔵寺の仁王門!】
【歩いて登って来る時はここを通って・・・】
すいません,修行して出直してきます。。。
☆第66番札所 雲辺寺(巨鼇山千手院)
ぐるっと山を周って今度は雲辺寺のロープウェイっす!
【曇天が気になるね。。。】
んと,こちらは確かロープウェイ乗り場(山麓駅)は香川県で,登った先のお寺は徳島県であったかと。。。
おとうの分類上はここも徳島篇ということで。。。
【これに乗る】
【切符っす】
20分間隔で乗って7分位の乗車時間。
【雨の中,どんどん雲の中へ向かっていきます】
【下りのゴンドラとすれ違う】
【このまま天国へ召されそうです】
【山頂駅!】
霊場としては最も標高の高い911mにあるところ!
えっと。。。
普段の行いが悪いので雲の中に入ってしまってなんも見えません。
【お寺はどっち?】
【一応看板で確認してから行動】
【本堂】
【大師堂】
【仁王門】
【とにかく霧が。。。】
【この道を行けば極楽へ行けるのでしょうか・・・】
【あ,帰りは少し見晴らしが・・・】
【上ってくるゴンドラとすれ違い】
【遠くには・・・どこだろ?】
【四国にも白くまいるんですね。。。←イネーヨ】
既に山麓駅に戻った時点で香川県でありますが,ここからはラストスパート香川篇に突入です!
★別格霊場第16番札所 萩原寺(巨鼇山地蔵院)
雲辺寺さんから山降りてくる途中位にあります。
【本堂】
なんか間違えて裏の駐車場から入って来たみたいで・・・
【仁王門】
【大師堂】
【あれ?入口こっちか?】
☆第67番札所 大興寺(小松尾山不動光院)
【大興寺さん】
【本堂】
【大師堂】
★別格霊場第17番札所 神野寺(五穀山)
67番さんから少し距離があったのでギリギリでしたが16時半頃に何とか到着!
【本堂&大師堂】
【大きな大師様がいらっしゃいます】
【大師様はこの満濃池を眺められております】
うーん,きれいな夕方となりました。
この季節は一気に暗くなってくるんだよね。
本日はスタートからあまり良い天気ではありませんでしたが,香川県(平地)に入ってきて天気も回復してきました。
回った霊場の数はさほど多くはありませんが,高低差やロープウェイ×2ヶ所など周ったせいか,少し疲れましたね。。。
明日は一気に駒を進める予定ですので,さっさと寝ますね。。。